ループイフダン ゾーン方式(両建て併用)とゾーン方式(両建て無し)の比較
黒猫さんちのFX研究ブログ 管理人の黒猫さんです。
皆様いかがお過ごしでしょうか? ループイフダンの両建てに関する設定の考察の続きです。
ちなみに、ループイフダンとは、アイネット証券が提供するシステムトレード(自動売買)プログラムです。
前回は、ゾーン方式(為替レートによって、買いのみ,売りのみ,両建てを切り替える方式)を使う事で、両建てのリスクを低減する事が出来ないか?という検討を行いました。
ちなみにゾーン切り替えの閾値は以下の通りです。
・ゾーン1:55円~73円 買いのループイフダン(2000通貨)のゾーン
・ゾーン2:73円~91円 両建てループイフダン(買い1000通貨 売り1000通貨)のゾーン
・ゾーン3:91円~108円 売りのループイフダン(2000通貨)のゾーン
検討の結果、55円~108円をカバーする単純な両建て方式よりも、含み損の最大値を減らすことが出来ることが分かりました。
今回は、ゾーン方式(両建て併用)と、両建てをしないゾーン方式のどちらが含み損リスクが少ないかを検証します。
ゾーン方式(両建て無し)のゾーン切り替え閾値は以下の通りです。
・ゾーン1 :55円~82円 買いのループイフダン(2000通貨)のゾーン
・ゾーン2:82円~108円 売りのループイフダン(2000通貨)のゾーン
両建て併用方式に比べると、すっきりした設定になっています。
比較のグラフがこちら
橙色の線:ゾーン方式(両建て併用)
灰色の線:ゾーン方式(両建て無し)
グラフを見てわかる通り、両建て無しの方が含み損の最大値が小さいだけでなく、全域で、含み損リスクが小さいという結果になりました。但し、両者の差は大きなものではありませんでした。
ループイフダンで両建てを使う事に関する考察
含み損のリスク(最大の含み損の大きさ)に関しては、両建てを併用するよりも、単純に「売り」「買い」を切り替える方式の方が良い結果が出ることが分かりました。しかし、世間一般で言われているように、両建ては無駄でやる意味がない!というほどの差はないと考えています。そして両建てを使う事でいくつかのメリットがあるとも思います。
- 両建てを行っているゾーンでは、為替の上昇・下落どちらでも決済が出る。定期的に決済が出て利益が積みあがる事は、ループイフダンによる投資を続けていく上でのモチベーションにつながると思います。黒猫は、何日か決済0が続くと少しへこみます。両建てをする事で、安定した売買利益が得られる可能性があります。
- 両建てエリアでは、証拠金が相殺されますので、「売り」「買い」のみよりも少ない証拠金で運用が可能です。
黒猫は、これ以上の設定は思いつきませんでしたが、設定によっては、両建ての方が有利という条件もあるかもしれません。もしそのような設定がありましたらコメントいただけると嬉しいです。
以上、黒猫の両建てループイフダンの考察でした。
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※このブログに書かれている内容は、管理人の個人的見解です。
為替や、その他いかなる商品について売買を推奨するものではございませんし、管理人の投資戦略が正しいかどうかはわかりません。
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