こんにちは!非常食を中心に防災情報を発信する「非常食を備えるブログ」 管理人の山猫です。(@yamaneko_solar)
このブログでは、今までも災害時の非常食を紹介してきました。
アルファ米のごはんや、カレーを紹介したりしてたよね!
日本の食事と言えば、「米」と「おかず」。。
だから災害時にも食べられる「米」は戦前から研究されてきたんだ。。
でも、、今はコメのごはんだけじゃなく、「パン」を主食としている人も多いよね!
そうだね!うちも朝はいつも「パン」だね!
そうか!パンって、買ってきてもすぐに傷んでしまうから保存ができないね!
そうなのです。乾燥させて長期保存が可能になった米にくらべ、日持ちのしない「パン」は、なかなか非常食にできなかったのです。
非常食用のパンの開発は、阪神・淡路大震災の後から・・・
基本的に、保存がきかない「パン」。
でも、普段パン食の人は、災害時でもやっぱりパンが食べたいですよね。。
ただでさえ、慣れない生活をしなければいけない、災害時の避難。。。
食事も贅沢は言えませんが、、でも、もし手に入るのなら自分の好みに合ったものを食べたいですよね。。
非常食用の長期保存ができるパンの開発が始まったのは、1995年に発生した、阪神・淡路大震災の後。
そんなに、昔の話ではないんだね。。
阪神・淡路大震災の時、栃木県のパンメーカー「パン・アキモト」が柔らかいパンを現地に届けようと、輸送を試みたのですが、、、
運んだパンの3分の2が輸送中に傷んでしまうという結果になったそうです。
その経験から、「長期保存が出来る、柔らかいパン」を作るという発想になったとの事。
「パン・アキモト」が、缶詰に入ったパンを開発、販売したのは、1995年。。
今から25年前という事になりますね!
そういえば、東京の井之頭公園に、缶詰パンが自動販売機で売っていました。
実は、東京都の郊外にある、井之頭公園という大きな池のある公園に、缶詰パンの自動販売機があったのだ。。
山猫が昔住んでいた、東京都の武蔵野市に、井之頭公園(東京では有名な公園です。)があるのですが。。
なぜか、この池のほとりに、缶詰パンの自動販売機があったのです。
いつごろの話?
うーん。正確には覚えていないのだけど、私が見つけたのは2005年くらいだったかなあ。
珍しかったから、試しに買ってみたんだよ。。
買ったんだ!!味はどうだったの?
どう考えても、普通にパンを買った方が安かったのですが、缶詰に入っているパンがどんなものか?と思って買ってみたのを覚えています。
肝心の味はと言うと、、、確かに、長期保存しているパンと考えると、すごいな!と思える味だったのですが。。
正直な所、普段から食べたいとは思えなかったな。。
ぱさぱさしていて、飲み物が欲しくなったよ。。
でも、非常食として考えれば、かなり優秀だと思ったよ!
後から調べてみると。。。
井之頭公園の自動販売機に缶詰パンを収めていたメーカーは、静岡県にあった、「株式会社岡根谷」というメーカーが作っていたパンだったようです。
過去形で言ったのは、このメーカーがすでに無くなってしまっているから。。。
では、井之頭公園の缶詰パンの自動販売機が撤去されているかと言うと・・・
そんなことはなく、今は、元祖、缶詰パン「パン・アキモト」の缶詰パンが売られています。
もし、缶詰パンに興味があって、多摩地域に住んでいるのなら、、井之頭公園の自動販売機で試し買いしてみたらいかがでしょうか?
ちょっと記憶があいまいなのですが、吉祥寺駅から、公園方向に歩いていった場合、公園に入った所にあった気がします。
場所も変わっているかもしれないね。。
だいぶ昔の記憶なので、間違っていたらごめんなさい。。
生まれてから25年の缶詰パン。いつの間にか「保存食」の主役に!
阪神淡路大震災の後生まれた、缶詰パン。その後災害が起こる度に現地に運ばれ、徐々に認知度が上がってきました。
もちろん、味も大進化!
山猫が最初に食べたときは、ちょっとぱさぱさで食べにくいな・・・という感じだったのですが、最新の缶詰パンは違います!
缶詰からだして、お皿に載っていたら、近所のお店で買ってきたパンと区別がつかないぐらい。。ほんとに美味しくなっているのです。
ちなみに、現在、缶詰パンを製造しているメーカーの内、山猫がおすすめするのがこの2社
缶詰パンの元祖・・・「パン・アキモト」
やはり、最初にパンの缶詰を開発、発売した「パン・アキモト」は外せません!
NASAの宇宙船にも搭載されているアキモトの缶詰パン。信頼感があります。
賞味期限や約3年(37か月)とにかく、食感が良くて美味しいと評判になっている缶詰パン。
フルーツ系のパンが多いから、子どもは喜ぶと思うよ!
京都祇園発祥のパンメーカーが缶詰パンに参入・・・「ボローニャ」
京都、祇園にあるデニッシュパンが有名なボローニャが、缶詰パンの販売を始めたのが、2007年。
もともと保存に向かない「パン」を缶詰にした缶詰パン。
いくら缶詰にしても、長期保存を実現するのはとても困難だそうです。だから、普通に売られているパンよりも、品質が劣っても仕方ない・・・
そんな考えを覆したのが、「ボローニャ」さんが販売している「缶詰パン」
缶deボローニャは、こだわりの生地から生まれる優しい甘さとしっとり感を忠実に再現したという、賞味期限3年6ヵ月の非常食パンです!
そしてもう一つが
備蓄deボローニャの賞味期限はなんと5年6ヵ月! 一般的な長期保存型非常食の賞味期限5年に合わせていますので、期限管理が簡単になるというメリットもある商品です!
正直に言うと、、非常食にしとくのはもったいない味だよ!キャンプに持って行って、朝食にしてもいいなと思う。
登山でもいいね!ちょっと缶がかさばるけど、リュックに入れてもつぶれないのがいいね!
アスト株式会社 新食缶ベーカリー
実は最近、注目されている缶入りパンのメーカーが「アスト株式会社」前の項で紹介した2社は、パン屋さんが缶入りパンに挑戦した!という流れだったのですが、アスト株式会社は、パン専業ではなく、非常食全般(+それ以外も扱っています)を扱っている会社。
なんとなく、パン屋さんが作っていた方が美味しい缶入りパンが出来そうだけど。。
私もそう思っていたのですが、、試しに食べてみてびっくり!賞味期限5年のパンとは思えない柔らかな食感!新・食・缶の名は伊達ではない仕上がりとなっています。
新・食・缶シリーズは、賞味期限5年のシリーズと賞味期限3年のシリーズがあります。
〇賞味期限5年の商品
- コーヒー
- 黒糖
- オレンジ
- EggFreeプレーン
〇賞味期限3年の商品
- ミルク
- チョコ
- イチゴ
- キャラメル
賞味期限3年の商品は、子どもが喜びそうなラインナップだね!
そうだね!両方とも備蓄してくれると嬉しいね!
缶詰パンでもローリングストック
山猫がおすすめしている非常食の備蓄方法が「ローリングストック」
これは、一定の在庫を倉庫にしまっておいて、、定期的に古い物を消費して、食べた分を補充するという考え方。
もともと、賞味期限が短いパンは、非常食の備蓄には向いていません。
普通のパンは、1週間も持たないからね。。しかたないね。。
でも、缶詰パンは、賞味期限がものすごく長い非常食に向いているパン。。
でも、賞味期限が長いんだったら、ローリングストックをしなくても良いのでは?
確かにそうなんだけどね。。でも3年とか5年とかって、倉庫にしまっておくと、すぐにたっちゃうんだよ。。
実際、このブログを書いている山猫は、東日本大震災の後に非常食を買い込んだのですが、、2016年には、全部賞味期限切れになってしまいました。。。(5年たったのです。。)
だから、賞味期限が長い「缶詰パン」も、ローリングストックするのがおすすめなのです!
まとめ
今回は、災害時の非常食・・・「パンの缶詰」をご紹介しました。
災害時なのだから贅沢は言うな!という声もありますが、、山猫は災害時だからこそ、美味しい食事を!と考えています。
だって、ただでさえ辛い状況なわけですから、、食事くらい、美味しい物が食べたいですよね!
今回ご紹介したパンの缶詰。非常食として保存しておくのはもったいないレベルのおいしさ!
是非、非常食のリストに加えてほしいなと思います。
今回ご紹介した二つのメーカー。。どちらもすごく美味しいから、両方食べてみて、好きな方を選ぶのがおすすめだよ!
~今回ご紹介した商品はこちら~
以上、最後までお読みいただきありがとうございました!
どれを選んだらよいか分からない!という方に山猫がおすすめしている非常食セットがこちらです!
〇〇【非常食を備えるブログがおすすめする5日分の非常食セット!】防災士と栄養士のダブル監修で内容が濃いです!〇〇
Defend Future【栄養士×防災士監修】長期保存の非常食セット5日分 栄養バランスを考慮した心も身体も満たされる非常食セット (5日分)
小さな子どもでも食べやすく栄養満点の特別メニューです〇〇
防災専門店MT-NET 非常食 子供用 栄養満点お子様セット アレルギーフリー 〔 防災グッズ 食品 災害 保存食 〕3~5歳向け おもちゃ付
コメント